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まえがき

持続可能な認証水産物が世界の約12%を占め成長産業となっている一方、それに至らない漁業は世界の約80%以上になると考えられています。世界的に水産資源の枯渇が大きな課題とされているなか、漁業が一歩ずつ持続可能な漁業を目指し課題解決していくことは水産資源問題を解決するうえで大きなステップと考えられています。現在、この漁業改善プロジェクト(FIP)に取組む漁業の総漁獲量は世界の約10%をしめると報告があり、同時に5%~35%の収益率が期待できる投資の対象としても近年注目を集めています。だが半面、多くの漁業の現状と理想にはギャップが存在します。そこで流通加工業者や小売店などのマーケットと協力し、漁業改善プロジェクト(FIP)に取組む漁業者を積極的に支援する仕組みが重要となってきます。持続可能な漁業を目指し課題解決に取組む漁業者、それを支援する市場、それぞれの立場で貢献することが持続可能な水産資源と短期的な地域社会経済性の担保を両立する重要な仕組みだと考えられます。

Sustainable Seafood Process Circle 漁業改善プロジェクト(FIP)のプロセス

漁業改善プロジェクトの詳細:

  • 参加者の決定: プロジェクトに取組む意欲のある漁業者や漁業関係者、そして流通や小売店など誰でもFIPに参加できます。各々がプロジェクトの活動に対し積極的に協力し活動に取組みます。

  • 活動へのコミット: 参加者は漁業に対し金銭的支援もしくは活動協力にコミットする意向を署名入りの覚書などに明記します。

  • 目標を決める: プロジェクトの期限付き目標を設定し短期的な活動内容を明確にします。

  • 実施計画: 設定された活動目標に向けて計画を恊働作成します。それには活動内容と期限、そして関連予算などが含まれ、これらが記載された計画を公表します。

  • 進捗追跡および報告: 計画した活動内容やその成果の進捗を半年に一度、参加者で確認します。そして進捗状況に合わせて計画の調整や見直しを行います。この進捗状況はウェブサイト等で報告します。(例:総合FIP追跡ウェブサイトや団体HP)


漁業改善プロジェクト(FIP)についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのリンクをご覧ください:Conservation Alliance for Seafood Solutions 漁業改善プロジェクト支援のためのガイドライン

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