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概要:

中国は世界最大のスルメイカの漁獲量および加工量を誇っています。東シナ海および黄海は重要なスルメイカの漁場で、韓国や日本および中国の漁船が操業しており、中国の底引き網、巻き網および刺し網漁船は主にスルメイカ(Todarodes pacificus)を他の魚種と一緒に漁獲しています。回遊性が高いスルメイカは地理的にも分布域が広く、北東アジアでは公海および沿岸地域両方に生息しています。北東アジアのスルメイカ漁業は多様で範囲も広いので、東シナ海および黄海スルメイカFIPでは、まず東シナ海および公海における中国の管轄域で操業する中国の底引き網漁業の改善に重点を置いています。本種の主な市場はEU、米国、日本および韓国ですが、製品の流れをより理解し、他のイカ種が本種に混ざる可能性を排除するためには、より良いサプライチェーン分析が必要だと考えています。


現在の活動:

  • 東シナ海および黄海スルメイカ底引き網漁業の予備審査およびスコーピングを実施し、環境面における課題、および漁業において必要な改善を特定するためにスルメイカの輸出入データや漁業慣習および生物学的データ、管理方針を分析しました。
  • スルメイカの漁獲地域や種の構成および他の関連する生物学的データを調査するために、山東省および浙江省において1年にわたり水揚げをモニタリングするプロジェクトを実施。港の調査や加工工場の検査および漁船の船長や政府の担当管理者に漁業に関するインタビューを行いました。
  • 現在は漁業の操業状況がMSC規準と一致するように、Comprehensive FIPの本格的立ち上げおよび実施に向けた取り組みを行っています。具体的にはスルメイカ産業の円卓会議に参加するとともに、中国水産流通加工協会(CAPPMA)やシーファーム、パナペスカおよび将来パートナーになりうる団体と共にプロジェクトごとの企画会議を開催し、東シナ海および黄海における中国スルメイカ漁業の持続可能性の改善活動へのサポートや参加を促し、注目を高めていきます。
  • 漁業のトレーサビリティ改善のため、FIPの中で実施できるような漁獲物のモニタリングや漁船の漁獲データの検証方法を検討しています。

漁業情報:

FIP状況: FIP策定・開始段階 (FisheryProgress.orgで完全追跡しています)
開始時期: 2018年3月
場所: 中国の東シナ海および黄海
参加者: オーシャン・アウトカムズ、シーファームズ、アクアスター、クワーチフーズ、パナペスカおよび中国水産流通加工協会(CAPPMA)
対象種: スルメイカ (Todarodes pacificus)
漁具の種類: 底引き網
生産量: プロジェクトの進展に応じて将来決定

本漁業プロジェクトに関する最近のニュースはブログをご参照ください

本FIPはFisheryProgress.orgにおいてその全体が公開され追跡されています。東シナ海および黄海スルメイカFIPの概要はこちらをご参照ください。

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