ロシアのサケ生産アラスカに追従

今シーズン、大量のサケを生産している地域はアラスカだけではありません。

ロシア極東地域の流域では、169,000トン以上もの太平洋サケがすでに捕獲されており、2013年の同時期に比べて24%または33,000トンも増えています。一方ロシア極東地域全体の許容漁獲量は231,200トンで、ロシアの漁業者は期待通り順調にこの漁獲割当量達成に向かっています。現在の同地域での漁獲量の多さから、世界の野生サケのほぼ半分はロシア産であることが改めてうかがえます。

ロシア極東地域の商業サケ漁業は、サハリン島、カムチャッカ半島およびロシア本土でも行われています。カムチャッカでは漁獲量が大幅に増加する一方で、サハリンでは2013年からほぼ半減しています。現在カムチャッカでの漁獲量は139,000トン以上ありますが、そのうち83,300トンは私達が協力して漁業改善計画に取り組むカラギンスキーベイ産です。またマスノスケおよびベニザケ漁はシーズンの終わりに向けて話題になっているようですが、一方でカムチャッカのシロサケ漁も相変わらず盛んです。

サハリンの今シーズンここまでのサケの漁獲量はわずか14,500トンであり、漁業者たちはいまだに大規模なカラフトマスの遡上を願っています。現地の科学者たちは、異常な水文学的な状況によりサケの遡上が遅れていると推測していますが、まだ7,8万トンの漁獲を見込んでいます。そのほとんどは今後数週間のうちに捕獲されるはずです。

本ストーリーの詳細はロシア連邦漁業庁Russia’s Federal Fisheries Agency (Rosrybolovstvo) のホームページを参照ください。

*カラフトマスはロシア極東地域できわめて大量に生産される魚種ですが、2014年ではなく2013年の漁獲データを比較に使用したのは、大量のサケが獲れるのは1年おきであるためです。